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ハウスメーカー購入体験談・口コミ

知らないと予算オーバー?旗竿地のアプローチの外構費の最低目安とは

投稿日:2018年9月16日 更新日:

旗竿地は土地が広く、土地代も安いので、予算を抑えたい人や・建物にこだわりたい人・立地絶対的な条件がある人にはお勧めな選択肢だといえます。

しかし、旗竿地購入で後悔しない方法ってある?失敗前に知るべき4つのメリットと5つのデメリットでもご紹介している通り、整形地に比べてアプローチ部分広い分外構費が余計にかかるという問題があります。

旗竿地を購入する人は、アプローチにかかる外構費はご存知でしょうか?

物件が安いからと言って余裕を見ていると、外構費が予想以上高く、予算オーバーし、最悪は外構はお金がたまってから工事するという残念な結果もありえます。

 

実際旗竿地の外構で失敗している例として、旗竿地に積水ハウスで建てたら外構費が予想以上に高かった失敗談【購入体験談・口コミ】でも、アプローチ部分を整地する費用・土間コンクリート代が予想以上にかかってしまったといっております。

旗竿地のアプローチ部分にかかる費用について、解説したページがなかったので、今回は旗竿地の土地を購入し、注文住宅を建てる人向けに、アプローチの外構費の最低目安をご紹介させていただきます。

ココに注意

私がご紹介させていただく金額は建売デベロッパー時代の経験としてご紹介させていただきます。

つまり最低はこれ以上かかりますってことを提示します。

通路にお花畑を埋めたい!めちゃくちゃおしゃれにするぜって方は、これから紹介する費用よりも高くなることは間違えありませんのでご注意ください。

※ライフラインは別

 

旗竿地のアプローチでかかる3つの外構費(必要最低限)

ココがポイント

☑通路部分の土間コンクリート及び最低限のインターロッキング(タイル張り)

☑境界ブロック+フェンス。(目隠しにするとかなり高い)

☑アプローチの高低差が解消。(土撤去・土入れ)

1つずつ解説していきます。

 

通路部分の土間コンクリート及び最低限のインターロッキング(タイル張り)

 

アプローチの土間コンクリートの部分、一般的なコンクリート材で1坪(3.30578㎡)を施工する場合、3万~3.5万円かかります。

アスファルトや天然石タイルにするぜって方は、坪5万以上は覚悟して。

 

アプローチ部分の面積を知る方法としては、間口×通路の長さでアプローチ部分面積を算出することができます。

仮に間口2.5mで15mのアプローチだった場合はアプローチ部分の面積が37.5㎡、坪に直すと11.34坪になります。

11.34坪×3万で約34万円の通路部分の土間コンクリート代が最低でもかかるってことです。

ただのコンクリートどずらーとしているだけではデザイン性が全くないアプローチなので、道路と土地の境界線のラインや、アプローチと家を建てる敷地との境界をインターロッキングにするのが多くあるデザインですね。

出典:http://youyou-house.seesaa.net/article/103715265.html

 

もし上記の写真の通りにアプローチの両端や1箇所に植栽を植えたい場合は、土間コンクリートを打たずに土のママにしてもらう必要があります。

土間コンクリートを打たない分費用は安くなりますが、植栽周りのインターロッキングにお金をかけると土間コンクリート以上の費用です。

多くの物件は、間口2.5mの15m前後のアプローチの旗竿地が多いので、土間コンクリートや多少のおしゃれをしたとして40万程度見ておけばよいでしょう。

 

境界ブロック+フェンス。(目隠しにするとかなり高い)

隣地との境界ブロック+フェンスですが、CBブロック3段+80㎝のメッシュフェンスで1m・1万円程度ですね。

上記同様に2.5mの間口15mのアプローチの場合は、15×2(両側)で30万円はかかります。

実際には、家を建てている建築敷地の周りにもブロックフェンスを積むことになりますので、もっとかかります。

ここの費用を安くするためには、ブロックの高さを低くするのが一番有効です。3段から2段にするだけで、ブロック下に敷くベースコンクリート代が2,000円/m前後安くなりますから、30m分行えばそれだけで6万程度は安くなります。

 

ただし逆にブロックの高さを高くしたい!・メッシュフェンス(金網フェンス)から目隠しフェンスにしたいなどの要望があれば、1万/mが2万/mになることも珍しくはないんですね。

よって上記の土間コンクリート代40万とメッシュフェンス30万で最低でも70万前後はかかるかなと。

く50万で外構工事できますっていう業者もありますが、見る限りフェンス代は入ってないので要注意。

ここまでが通常の旗竿地の最低ライン。次は購入する物件をミスると起こりうる費用。

 

アプローチの高低差が解消。(土撤去・土入れ)

 

購入した旗竿地の土地によっては、土が多すぎて、敷地と道路面との段差がありすぎる為、道路面に合わせるために土を捨てなければならない場面があります。

この場合、1㎥(リュウベイ:縦1m×横1m×高さ1m)の土を処分するのに7,000円~8,000円かかります。坪に直せば約23万円かかるってことです。

 

仮に間口2.5mで10m分の土を50㎝処分しなければならないという工事があった場合の計算式は、2.5×10×1/2(50㎝)×7,000円=87,500円(約9万円)は余計にかかるんですね。

土地選びで後悔したくない!土地選びで失敗しない為の12のチェックポイントでも紹介してますが、高低差のある物件は、基本的にお金のかかる工事ばっかりですから、不動産屋でも買わない土地になります。

 

旗竿地のオススメ外構オプション工事とは

カーポート

雨が降っているときに通路部分が長いと、車が駐車されている中で、傘をさしたまま狭い通路を通るのは結構ストレスがかかります。

車の幅は1.8m程度で、アプローチの真ん中に車を止められていると、2.5mの間口だとたった20㎝から30㎝ほどの通れるスペースしかありません。

最悪はさしていた傘が車に当たって車を傷つけてしまうかもしれません。

 

通路部分にカーポートをつけておくことで、傘を差さずにアプローチを通れるので、雨に濡れず済むうえ、傘で車を傷つけることがなくなります。

 

旗竿地のアプローチに車2台止めて、それぞれにカーポートをつける場合はカーポートを2つ付ける必要があります。

カーポートは1つ5m~6m程度ですから、2つ付ければ12m分のアプローチを屋根で覆うことができます。

カーポートはお値段が張るので、新築のカーポート費用はいくら?簡単に総額5万安くする3つの方法の記事を参考に、カーポートを安く設置するのがオススメ。

門扉

出典:http://senkindo-sengawa.com/e14.html

玄関前に門扉を取り付けることで、防犯性が上がる上、見栄えがかっこよくなります。

門扉の相場は品番によって値段がピンからキリまでありますが、旗竿地は間口が狭いので、門扉に関しては割安で付けることが可能なオプション工事です。

オシャレな旗竿地には大体門扉は標準仕様ですね。

 

人感センサー照明・監視カメラ(防犯上の為)

 

旗竿地は奥まっているゆえに、人目に見つかりにくい(プライバシーがある)というメリットがありますが、それゆえのデメリットの部分が旗竿地の物件は、周りの建物に隠れることで死角になり、泥棒が入りやすい家だといわれております。

泥棒に狙われないようにするための1つの対策が、アプローチに防犯カメラを設置することと、人感センサーの照明をつけることだと考えます。

防犯カメラ単体だけでは、夜だと顔が映らない可能性もありますが、人感センサーの照明をつけておくことで、誰がアプローチを通ったかというのが記録されるわけですね。

 

泥棒からしてみれば、捕まるリスクの高い防犯カメラがある家をわざわざ泥棒しようとなんて思わないでしょうから、何も対策していない別の旗竿地の物件に狙いを変更するでしょう。少なくとも私が泥棒だったらそうします。

上記の門扉と防犯カメラ・人感センサー照明で1つの防犯対策は取れるでしょう。

 

旗竿地の外構費を安くするためのたった1つの方法は外構専門業者による相見積もり!

 

旗竿地の外構費は通常の整形地の物件と比べてかなり割高になります。土地価格が安い分これは仕方のないこと。

しかし旗竿地を購入するほどですから、予算ギリギリの方も多いことでしょう。外構費による予算オーバーで外構工事ができなかったってことだけは避ける必要あります。

でも仕様やデザインにもこだわりたいけど、外構費を安くする方法はあるのか?

結論から言うと、専門業者との相見積もりが重要だと考えます。

 

住宅業界の悪しき部分である・・・

依頼する人の知識や相見積もりの有無によって値段が変わる事。

 

知らない人にとっては相場を高めに話しておいて、少し安めに提示すればそれだけで契約できますので、結果数万は高く出されていることに気づかない方も残念ながら一定数はいるのです。

本当はもっと安く、おしゃれな外構工事をしてもらえる可能性があるのに、相見積もりが面倒だったり、そもそも忙しくて時間がとれない、比べるほど知識がない・比較材料がないという理由で、あきらめてしまっていいのか?

 

そこで、住宅業界にいた私もおすすめしたい、累計112万人も使っているタウンライフのネット一括見積もり問い合わせです。もちろん無料。

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具体的には、個人情報記入及び、希望条件を書き込むだけ。希望条件をより具体的(土地の広さ・間口・設置位置の希望・設置希望日)を書くことでより、より具体的な外構プランをもらうことができます。

各会社によってデザイン・業者によって得意な工事・不得意な工事っていうのも値段からわかる上、知識がなくても、相見積もりをしている旨を伝えることで、次に見積もりをする業者にもプレッシャーを掛けることができます。(ぼったくれないな・・・と)

逆に、相見積もりをしていないお客様に対しては、相場を知らない相手に業者がわざわざ安い金額を提示する必要もないのでかなり高い見積もりをだして、相場よりも1割から2割り高い金額で請け負うわけですね。

 

もちろん見積もりを取ったからと言って、絶対その中から業者を選ばなくてはならないというルールはありません。

唯一上げるデメリットとしては、メールが業者から来ることぐらい。でもそれだけで値段が何十万も安くなるならやってみる価値はありますよね?

見積もりの中から気に入った業者にアポイントを取って、更に価格交渉をするか、更に提案を受けるかなど、あくまでも貰った見積もりをどうやって使うかはあなた次第。

見積書がより正確な旗竿地の外構費になることは間違えないでしょうね。

少なくとも安くなっているので、更に家のデザインにお金を掛けるのも良いでしょうね。夢は膨らみます。

 

まとめ

ココがポイント

☑旗竿地で最低でもかかるお金は、2,5mの間口と15mのアプローチの場合、土間コンクリートで40万+ブロックフェンス30万の計70万は最低でもかかる。

☑オプション工事でオススメなのは、カーポート・門扉・監視カメラ・人感センサー照明の4つ。旗竿地は防犯上良くない土地なので、防犯対策も外構に取り入れておこう。

☑外構工事の見積もりは1社だけではなく、複数社の相見積もりが基本!会社によってデザイン性も異なる上、金額も大きく変わる。

全国300社からたった3分で問い合わせできるタウンライフで一度相見積もりを取るのがオススメ。

旗竿地のアプローチの最低外構費用の目安になれば幸いです。下記の相見積もりでサクッと外構費を50万以上節約しちゃいましょう!

 

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